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「掛軸 浦田正夫」
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掛軸 浦田正夫

浦田正夫

掛軸画家 浦田正夫は、1910年に日本に生まれました。熊本県に生まれ、北関東に東北などの雄大な自然を独特なタッチで描き続けた事でも知られています。幼い頃から絵画に興味を持ち、画家になる夢を追い続けていた浦田正夫は東京芸術大学の美術学部の日本画科に入学しています。そこで、絵画の基本を学び、卒業していきます。さらに、研磨を続けるために松岡映丘に師事をする事になっていきます。結果的に、多くの名誉ある賞を受賞することになりますが、一見するだけだと、まさに無造作に描かれるような水彩画のような画風です。しかし、そこには深みと浦田正夫の考える、独自の慈愛と芸術への思いが詰め込まれているのです。熊本生まれながらも、北関東を多く描いた理由には、第二次大戦の終戦後の8年間を茨城県で過ごした、という事が挙げられます。その、時の思い出と共に多くの芸術作品を描き続け、茨城県での文化教育の為に教鞭をふるっている程です。1973年に「蔓」が日展文部大臣賞を受賞するという快挙。さらに、「松」が芸術院賞という、日本画家としても非常に名誉な賞も受賞している実力者です。その画風を追って見ると、スケッチの色づけからラフ画。構図が決定してからは、そのラフ画以上に大きな、紙などに様々なキーワードを書き、絵自体を書き込んでいくという作業です。しかし、ラフな雰囲気をもちながらその作品は完全に計算され尽くされているのが、ポイントです。格子の座標を設定している、という完璧な下絵を作ってしまうのですから、凄い執念でもあります。そんな浦田正夫の作品なのですが、「砂丘」を見ると、シンプルながら計算しつくされてることがあります。淡い色彩使いに、少女と馬に乗る人物。余計な装飾は一切無く、しかし全てが完璧な構図で描かれる、まさに秀作と呼ぶべき作品となっているのです。計算され尽くされた、そんな素晴らしい作品を作りあげつづけた浦田正夫。彼の功績は、まさに日本美術になくてはならない物だったのです。

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